トップ > 肛門外科手術について
痛い、出血する、飛び出してくる。おしりの不具合と思われる症状はいくつもあります。このような症状は命の危険性がないことがほとんどですが、放っておくと進行して治るのに時間がかかってしまう場合や、時には痔ではなく癌による症状であることもあります。
恥ずかしい、忙しいなど事情もあるとは思いますが、気になったときは早めにそしてお気軽にご相談ください。
恥ずかしい、忙しいなど事情もあるとは思いますが、気になったときは早めにそしてお気軽にご相談ください。
おしりと生活習慣は密接に関連しています。
・食事の内容
・排便習慣
・おしりの拭き方
・入浴
・運動
など、様々なことがおしりの病気につながります。
・食事の内容
・排便習慣
・おしりの拭き方
・入浴
・運動
など、様々なことがおしりの病気につながります。
食事について
便秘、下痢は痔につながります。食物繊維、水分をしっかり摂取しましょう。
アルコールや香辛料もおしりにはよくありません。
排便習慣
排便時間が長いことは良くありません。
便意を感じたときに排便をするようにし、3分程度で排便を済ませることは重要です。長い間トイレに座って出るまで待つことは厳禁です。
有名な「考える人」の姿勢は排便を促すことに有効です。
おしりの拭き方
ティッシュでゴシゴシこするような拭き方は良くありません。
顕微鏡で見るとおしりの皮膚と唇はよく似た構造です。ティッシュで唇をごしごしこすると荒れますよね?荒れるとかゆみの原因にもなります。
ウォッシュレットの使い過ぎもよくありません。おしりの穴にウォッシュレットが当たるとストライク!ではありません。水が穴にあたると腸の中に水が入ってしまいます。穴に直撃はアウト!です。
水をおしりの穴の周りに当てるようにして、残った水をティッシュで押さえて拭くような拭き方が好ましい方法です。
入浴
おしりが冷たいことは痔につながります。
毎日入浴しておしりを清潔に保ち、温めてあげましょう。おしりだけでなく体も温まるので便秘の予防にもつながります。
運動
適度な運動は腸の働きを活発にして便通を整えます。また、同じ姿勢でいることはおしりの大敵です。
痔の中で最も多い病気です。おしりの内側が腫れる内痔核、外側が腫れる外痔核があります。
程度により出血、おしりの外への脱出、痛みなど様々な症状がみられます。程度に合わせて治療法を選択します。軽度のものは軟膏や内服薬で経過をみますが改善しない場合は手術を行います。手術も程度や出血の程度に応じて、注射による治療(ジオン注やパオスクレー)や切除術などを行います。
おしりの状態は十人十色。診察時に治療法をご提案します。
程度により出血、おしりの外への脱出、痛みなど様々な症状がみられます。程度に合わせて治療法を選択します。軽度のものは軟膏や内服薬で経過をみますが改善しない場合は手術を行います。手術も程度や出血の程度に応じて、注射による治療(ジオン注やパオスクレー)や切除術などを行います。
おしりの状態は十人十色。診察時に治療法をご提案します。
便が固い場合、もしくは反対に下痢で排便の勢いが強すぎると肛門が切れることがあります。
何度も繰り返すと切れた部分が潰瘍になり治りづらくなってしまいますし、痛みも強くなります。また、徐々におしりの穴が小さくなってしまい、便が出づらい、もしくは排便の際に非常に強い痛みを伴うようになることがあります。
始めは軟膏での治療になりますが、進行した状態では潰瘍の切除やおしりの穴を広げる治療を行う必要があります。
何度も繰り返すと切れた部分が潰瘍になり治りづらくなってしまいますし、痛みも強くなります。また、徐々におしりの穴が小さくなってしまい、便が出づらい、もしくは排便の際に非常に強い痛みを伴うようになることがあります。
始めは軟膏での治療になりますが、進行した状態では潰瘍の切除やおしりの穴を広げる治療を行う必要があります。
おしりの内側のくぼみ(肛門陰窩)から菌が入り込み発生します。いぼ痔や切れ痔と違って、細菌の感染が原因です。おしりの腫れ、強い痛みが見られ、場合によっては発熱も見られます。
治療法はまずは炎症を落ち着かせるために、麻酔を行い切開し膿を外に出します。大きな病変の場合は細い管(シートン)をいれて膿が出やすいようにします。炎症が落ち着いたら、細菌の入り口を治療しなければいけません。痔瘻の広がり具合や細菌の入り口の部位により手術方法を選択します。
また、痔瘻はクローン病と呼ばれる全身の胃腸の病気に合併することもあるため、胃カメラ、大腸カメラを行ってクローン病の除外を行う必要があります。
治療法はまずは炎症を落ち着かせるために、麻酔を行い切開し膿を外に出します。大きな病変の場合は細い管(シートン)をいれて膿が出やすいようにします。炎症が落ち着いたら、細菌の入り口を治療しなければいけません。痔瘻の広がり具合や細菌の入り口の部位により手術方法を選択します。
また、痔瘻はクローン病と呼ばれる全身の胃腸の病気に合併することもあるため、胃カメラ、大腸カメラを行ってクローン病の除外を行う必要があります。